フィードとリール、届く相手が違う
フィード投稿は基本的に、既にフォローしている人に向けて表示されます。つまり、フォロワーが少ない段階では、どれだけ良い投稿をしても見る人の母数が少ないままです。
一方リールは、フォローしていない人にも「おすすめ」として表示される仕組みが強く働きます。新規のお客様と出会う入り口は、今やリールの方が圧倒的に広いということです。
フィードは「既存フォロワーとの関係を深める」、リールは「新しい人に見つけてもらう」。役割が違うので、両方をバランスよく使うのが理想です。
「編集が大変そう」という誤解
リールと聞くと、凝った編集や派手なエフェクトが必要だと思われがちですが、実際に伸びているリールの多くは驚くほどシンプルです。
むしろ大事なのは、編集の技術ではなく「最初の1〜2秒で気になるかどうか」です。ここさえ押さえれば、凝った編集は要りません。
何を撮ればいいか分からない人向け、ネタ5選
1. ビフォーアフターの切り替え
施術前の状態から、切り替わった瞬間に完成形を見せる、いちばん定番かつ効果的な形式です。動画自体は数秒の切り替えだけで成立します。
2. 過程の一部を早送りで見せる
カラーの塗布、ブロー中の変化など、施術の一部を数秒に圧縮して見せます。「時間をかけてやっている感」が伝わり、信頼に繋がります。
3. 髪が揺れる・なびく瞬間
仕上がった髪に軽く手を通す、風になびかせるなど、動きのある数秒だけを切り取ります。写真では伝わらない、質感やまとまり感が伝わります。
4. よくある質問に答える形式
「縮毛矯正とストレートパーマの違いは?」のような、お客様からよく聞かれる質問に、10〜15秒で答える形式です。文字を大きく載せるだけでも成立します。
5. 施術メニューの一覧紹介
「当店の人気メニュー3選」のように、複数の施術写真を切り替えながら紹介する形式です。カット・カラー・パーマなど、幅広いメニューを一度に見せられます。
最初の1〜2秒が、すべてを決める
リールは、最初の1〜2秒で「見続けるか、スクロールして次に行くか」が決まります。ここで意識すべきことは1つだけです。
冒頭で「変化」か「疑問」を見せてください。ビフォーの状態、あるいは「え、これどうやるの?」と思わせる一瞬です。説明や挨拶から入ると、そこでスクロールされます。
撮る時の3つのコツ
- 縦向き(9:16)で撮る:横向きで撮ると画面いっぱいに表示されず、損をします
- 1回の施術で複数カット撮る:後で繋ぎ合わせられるよう、少し多めに撮っておく
- 音楽・テキストは後からでいい:まずは素材を撮ることを優先し、編集は慣れてから凝ればOK
写真の撮り方の基本(光・角度)はこちらの記事で解説した内容がそのまま活きます。動画でも、光の当て方の考え方は同じです。
キャプションはフィードと同じ型でいい
リールのキャプションも、予約に繋がるキャプションの型がそのまま使えます。悩みワードを先頭に、施術と結果をセットで書き、CTAを1つに絞る。動画の内容が変わっても、文章の型は変わりません。
まとめ
- 新規のお客様と出会う入り口は、今はリールが中心
- 編集技術より、最初の1〜2秒が重要
- ネタに迷ったら、ビフォーアフター・過程の早送り・Q&A形式から始める
- 縦向きで、複数カット多めに撮っておく
まずは、次の1件の施術で試しに1本、ビフォーアフター形式で撮ってみてください。編集は最低限でも、十分に見てもらえます。